有機基準は誰のもの?

 有機JASは、有機の原則に沿って有機生産・加工等における要件を定めたもので、それを守って作られた有機食品を、安心して売り買いできるようにするためのものです。当然、消費者や生産者が納得するものである必要があります。有機JAS認証を取るか取らないかにかかわらず、それは安心できる食品の基準として食全体に影響があるものです。
 もし、有機食品というから買ったのに、それが重イオンビームによって遺伝子改変されていたら、消費者は納得できるでしょうか? また生産者は納得いくでしょうか? でも、農林水産省は独自の判断でそれでも問題ないとする姿勢を示しています。
 消費者や生産者の納得のいく、有機の原則に基づいた基準にしなければ、日本の有機食品は信頼を失なってしまいます。そこで、みなさんの声を農水省に送り、信頼できる有機基準に変えていきましょう。
参考情報:よくある質問

署名の提出先:農林水産省
 農林水産省は、「あきたこまちR」などの遺伝子が改変された米を「有機」「オーガニック」農産物として有機基準で認める見解を示しました。これらの米は、開発段階で重イオンビームを照射して人為的に遺伝子を改変させる技術を使った「コシヒカリ環1号」に由来する品種の米です。
 自然の摂理を逸脱しないという有機農業の基本原則に照らせば、「あきたこまちR」を「有機」として扱うことは明確な逸脱です。また、有機農業に期待する消費者の信頼を裏切ることになります。
 私たちは、農林水産省が重イオンビームを使って開発した品種でも有機農産物と認証できるとする見解を取り下げ、有機基準を市民との対話に基づき、信頼できるものにすることを求めます。
(署名開始:2025年10月、第1次集約未定)

署名合計数1385のうち 31 からを表示
都道府県
コメント
署名日時
31
和歌山県
2025-12-05
32
千葉県
重イオンビームをうけた農作物は有機表示から外してください。自然なものだけにしてください。これ以上日本が人体実験の場に使われないように願いここに署名致します。
2025-12-05
33
大阪府
誰のための農水省ですか?
2025-12-05
34
東京都
2025-12-05
35
神奈川県
重イオンビームを受けたあきたこまちRの安全性が証明されない限り、あきたこまちRを食したいとは思いません。これからの日本を担う子どもたちに食べさせるわけにはいきません。
2025-12-05
36
東京都
2025-12-05
37
和歌山県
安心安全な物が欲しい、有機JASマークはその目安となる大切なものですから、信頼出来るものであるべき、遺伝子改変されたものは有機ではないと思います。遺伝子改変されたものが有機として認定されるのであれば、他の有機JASマークが付いたものすべて信頼出来なくなります。
2025-12-05
38
千葉県
2025-12-05
39
福岡県
国際有機農業運動連盟(IFOAM)は「有機の原則」として「健康・生態系・公正・配慮」の4原則を提唱しています。以前から存在する遺伝子組み換え技術は有機JASでも認めていませんが、最近のゲノム編集技術や今回の重イオンビーム放射についても、予防原則的な視点から、4原則と照らし合わせて考えるべきです。見解の撤回を求めます!
2025-12-05
40
大阪府
2025-12-05



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