オンライン署名:有機基準は誰のもの?

 有機JASは、有機の原則に沿って有機生産・加工等における要件を定めたもので、それを守って作られた有機食品を、安心して売り買いできるようにするためのものです。当然、消費者や生産者が納得するものである必要があります。有機JAS認証を取るか取らないかにかかわらず、それは安心できる食品の基準として食全体に影響があるものです。
 もし、有機食品というから買ったのに、それが重イオンビームによって遺伝子改変されていたら、消費者は納得できるでしょうか? また生産者は納得いくでしょうか? でも、農林水産省は独自の判断でそれでも問題ないとする姿勢を示しています。
 消費者や生産者の納得のいく、有機の原則に基づいた基準にしなければ、日本の有機食品は信頼を失なってしまいます。そこで、みなさんの声を農水省に送り、信頼できる有機基準に変えていきましょう。
参考情報:よくある質問

署名の提出先:農林水産省
 農林水産省は、「あきたこまちR」などの遺伝子が改変された米を「有機」「オーガニック」農産物として有機基準で認める見解を示しました。これらの米は、開発段階で重イオンビームを照射して人為的に遺伝子を改変させる技術を使った「コシヒカリ環1号」に由来する品種の米です。
 自然の摂理を逸脱しないという有機農業の基本原則に照らせば、「あきたこまちR」を「有機」として扱うことは明確な逸脱です。また、有機農業に期待する消費者の信頼を裏切ることになります。
 私たちは、農林水産省が重イオンビームを使って開発した品種でも有機農産物と認証できるとする見解を取り下げ、有機基準を市民との対話に基づき、信頼できるものにすることを求めます。
(署名開始:2025年10月、第1次集約未定)

署名合計数1482のうち 1241 からを表示
都道府県
コメント
署名日時
1241
神奈川県
消費者の健康と安全、そして自然環境への負荷を第一に考えて行政を進めていただきたい。
2025-10-30
1242
徳島県
気候危機・食糧危機が同時進行で迫っている。農水省はローカル自給圏を堅持し、国民の命を守る為に、身土不二・医食同源の日本古来の農業に舵をとれ。
2025-10-30
1243
徳島県
気候危機・食糧危機が同時進行で迫っている。農水省はローカル自給圏を堅持し、国民の命を守る為に、身土不二・医食同源の日本古来の農業に舵をとれ。
2025-10-30
1244
埼玉県
有機食品がなぜブランドとして確立できているのか。それは、科学技術の介入が最小限に抑えられた、極めて自然に近い食品だという信頼があるからです。くれぐれも“差別”と「区別」を履き違えないでいただきたいと強く思います。
2025-10-30
1245
東京都
2025-10-30
1246
東京都
生態系を持続可能にすることこそ、農水省がやるべきことです。その際、新しい技術を導入するのは危険です。その結果は何十年何百年後に現れると思います。
2025-10-30
1247
神奈川県
2025-10-30
1248
神奈川県
2025-10-30
1249
大阪府
食べ物が体を作る。 この先の日本を想像した時に必要な物を! 不要なものは省きましょう。
2025-10-30
1250
埼玉県
2025-10-30



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