オンライン署名:有機基準は誰のもの?

 有機JASは、有機の原則に沿って有機生産・加工等における要件を定めたもので、それを守って作られた有機食品を、安心して売り買いできるようにするためのものです。当然、消費者や生産者が納得するものである必要があります。有機JAS認証を取るか取らないかにかかわらず、それは安心できる食品の基準として食全体に影響があるものです。
 もし、有機食品というから買ったのに、それが重イオンビームによって遺伝子改変されていたら、消費者は納得できるでしょうか? また生産者は納得いくでしょうか? でも、農林水産省は独自の判断でそれでも問題ないとする姿勢を示しています。
 消費者や生産者の納得のいく、有機の原則に基づいた基準にしなければ、日本の有機食品は信頼を失なってしまいます。そこで、みなさんの声を農水省に送り、信頼できる有機基準に変えていきましょう。
参考情報:よくある質問

署名の提出先:農林水産省
 農林水産省は、「あきたこまちR」などの遺伝子が改変された米を「有機」「オーガニック」農産物として有機基準で認める見解を示しました。これらの米は、開発段階で重イオンビームを照射して人為的に遺伝子を改変させる技術を使った「コシヒカリ環1号」に由来する品種の米です。
 自然の摂理を逸脱しないという有機農業の基本原則に照らせば、「あきたこまちR」を「有機」として扱うことは明確な逸脱です。また、有機農業に期待する消費者の信頼を裏切ることになります。
 私たちは、農林水産省が重イオンビームを使って開発した品種でも有機農産物と認証できるとする見解を取り下げ、有機基準を市民との対話に基づき、信頼できるものにすることを求めます。
(署名開始:2025年10月、第1次集約未定)

署名合計数1507のうち 1061 からを表示
都道府県
コメント
署名日時
1061
沖縄県
2025-11-14
1062
岩手県
コーデックス委員会の有機条件を踏襲しましょう。でないと世界的に何でもありになってしまいます。
2025-11-14
1063
東京都
市民の声に耳を傾ける本来の日本行政の推進をお願いします。
2025-11-14
1064
静岡県
国際的な流れ、判断に従っていくのが良いと考えます。
2025-11-14
1065
東京都
2025-11-14
1066
千葉県
重イオンビームによる遺伝子操作は、EUのオーガニック基準ではアウトになりますよね。つまり日本の農産物輸出にも大きな打撃になります。何より健康への影響が不確かです。安全なものを求める必要のある人にとっては、有機JASは大きな頼りです。絶対に有機JAS認証基準には、重イオンビームを含む遺伝子操作による種、食品はアウトにしてもらわないと困ります。
2025-11-14
1067
山形県
自然界の摂理を乱す人工的な作物を有機認証することに反対します。例えそれが安全なものだと立証されたとしても、それは有機農産物ではありません。有機農産物とはもっと神聖なもので、人間ごときが遺伝子を操作して作ったものを、同レベルで扱ってはなりません。
2025-11-14
1068
京都府
2025-11-13
1069
千葉県
遺伝子を人為的に変えた米は有機とはいえません。あきたこまちRを有機と認めないでください。
2025-11-13
1070
高知県
2025-11-13



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