有機基準は誰のもの?

 有機JASは、有機の原則に沿って有機生産・加工等における要件を定めたもので、それを守って作られた有機食品を、安心して売り買いできるようにするためのものです。当然、消費者や生産者が納得するものである必要があります。有機JAS認証を取るか取らないかにかかわらず、それは安心できる食品の基準として食全体に影響があるものです。
 もし、有機食品というから買ったのに、それが遺伝子改変されていたら、消費者は納得できるでしょうか? また生産者は納得いくでしょうか? でも、農林水産省は独自の判断でそれでも問題ないとする姿勢を示しています。
 消費者や生産者の納得のいく、有機の原則に基づいた基準にしなければ、日本の有機食品は信頼を失なってしまいます。そこで、みなさんの声を農水省に送り、信頼できる有機基準に変えていきましょう。
参考情報:よくある質問

署名の提出先:農林水産省
 農林水産省は、「あきたこまちR」などの遺伝子が改変された米を「有機」「オーガニック」農産物として有機基準で認める見解を示しました。これらの米は、開発段階で重イオンビームを照射して人為的に遺伝子を改変させる技術を使った「コシヒカリ環1号」に由来する品種の米です。
 自然の摂理を逸脱しないという有機農業の基本原則に照らせば、「あきたこまちR」を「有機」として扱うことは明確な逸脱です。また、有機農業に期待する消費者の信頼を裏切ることになります。
 農林水産省は、重イオンビームを使って開発した品種でも有機農産物と認証できるとする見解を取り下げ、有機基準を市民との対話に基づき、信頼できるものにすることを求めます。
(署名開始:2025年10月、第1次集約未定)

署名合計数19のうち 1 からを表示
都道府県
コメント
署名日時
1
徳島県
2025-10-27
2
茨城県
2025-10-26
3
徳島県
どうして、明日の命をつくる、 食べ物に関して正直になれないのだろうか! 小学生の我が子にいつも教えること、 「ごまかすな、嘘をついたらいかん」 私自身も色々大人に言われてきた言葉です。 その言葉をそのまま、農水省、国へお返しします。
2025-10-26
4
山口県
遺伝子を改変した農産物を「有機」とするのはやめてください。日本の「有機農産物」への信用をなくします。
2025-10-23
5
栃木県
いつの間にか重粒子線で遺伝子破壊された作物が、有機JAS規格に基づく「有機」の表示が許可されてしまう?のは全くおかしい。消費者ば、自然の摂理から離れた方法で育成された品種の「有機」表示には違和感を抱くと思う。これは「有機」の言葉を貶め有機農業や、有機農産物への不信感を持たれ有機農業発展の足を引っ張るもの。有機農業者や消費者の意見を確認し、合意を受けてから進めるべき。
2025-10-23
6
熊本県
子どもたちに悪影響が出る可能性のあるものは、消費者側が選択できる制度にしないとおかしい。
2025-10-23
7
熊本県
中学生です。 私は無農薬・無添加の食べ物しか食べれません。 アレルギーで喘息が出るからです。 同じく、遺伝子をいじったものは、体がどうなるか分からないので食べたくないです。 病気にはもうなりたくない、苦しいから。 無農薬だと思って安心して買ったものが、遺伝子がいじられたものだったとしたら、ショックです。 安心して買えないものが広がってしまうことは、恐いです。
2025-10-23
8
熊本県
有機基準は誰のためのものですか? 企業のための基準に成り下がっては、信頼を失いますよ。 私たちは、遺伝子改変された食べ物は食べたくありません。 信頼されるべき有機基準に食べたくないものが含まれてしまっては、一体何を信じればいいのでしょう? 撤回しなければおかしい話です。 消費者から選ぶ権利を奪わないでください。
2025-10-23
9
奈良県
今回の事態に大変驚き、怒りと悲しみでいっぱいです。 有機基準は決して農水省が一方的に決めるものではありません。
2025-10-22
10
徳島県
2025-10-22



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